自己分析の大切さ

「やりたい仕事が見つからない」「この仕事楽しくない」などと思いながら仕事を始めると、仕事にやりがいを持つことは難しくなります。そのため、自分の適職について考えていくことが、適職の見つけ方のポイントです。

まず、自分の趣味に合う仕事を探すという方法があります。
例えば、パンづくりが好きだからパン屋で働くというような場合です。好きなことを仕事とするため、他の職よりやりがいを感じるかもしれません。
そのため、自分の好きなことを一覧に書き出し、その中で仕事につながりそうなものをピックアップすると良いでしょう。

次に、長所が活かせる仕事を探すという方法があります。
例えば、細かい仕事を長時間やるのが得意であれば工場の仕事、人と話すのが好きであれば接客業などといった方法です。自分の長所が活かせるので、比較的、仕事内容に苦手意識を感じないかもしれません。
ただし、自分にとって何が長所かという点については十分に自己分析を行なったり、過去のバイトの経験などを振り返ったりすることが大切です。

次に、資格が活かせる仕事を探すという方法です。
例えば大学時代に簿記を取っていれば、事務が適しているという場合もあります。
資格取得のためには、大学や専門学校に通う必要が出てきます。また、社会人になってから大学などに行くという方も多くいます。夜間大学などもありますので、働きながら学ぶことも可能です。
ただし、資格取得までは時間を必要とするため、職場体験や先輩たちの話を聞いたり体験談を本で読んだりして、仕事内容や就職先などを十分に調べておくことが大切です。